労働面から各党マニフェストを見る ⑥おおさか維新の会

 2016年参議院選が近いため、労働面から各党マニフェスト(公約)を見ていきたいと思いますの第六弾。
 今日はおおさか維新の会のマニフェスト(pdf注意)
 文字コピー不可能なpdfのため、以下は画像で引用を行います。

o1

 公務員人件費5兆円削除、 官民間で「同一労働同一賃金」を実現するとあり。但し、民間を引き上げるのではなく、民間より高い公務員の給与を削減するとあり。勤務評価の見直しも記載。共産党の『「官製ワーキング・プア」をなくすために、国や自治体の臨時・非常勤職員の賃金を引き上げます。 』と対をなす箇所

o2
 
 「同一労働同一賃金」を実現するとあり。
 また、時間ではなく成果によって評価する働き方を可能にする法改正とあり。但し、具体的な内容の記載はなし。
 解雇紛争の金銭解決を盛り込んでいる。職業訓練見直しもあるが、具体的な内容についてなし。

o3

 私立保育園、無認可保育所の保育士の待遇を大幅改善するとあり。数値目標等は一切なし。

o4

 自民、民進、公明、共産にはなかった、給付付き税額控除である「負の所得税」構想が記載されている。
 勤労インセンティブについてもあり。また、障がい者についても、少しだけ記載(具体的な内容はほぼなし)。

 総評としては、他の党より全体的に短く、待遇の改善については一切の数値がありませんでした(公務員人件費削除はありましたが)。具体的な記述も乏しい印象です。
 また、昨日まで載せた4党とちがい、「負の所得税」や「公務員削除」等、独特の案が多い印象です。
 次は社民党の予定です。

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