労働面から都知事選各候補者公約を見る特別編 ~市民連合の提言~

 2016年都知事選が近いため、労働面から各候補者の公約を見ていきたいと思いますの特別編。
 市民連合は、鳥越俊太郎氏を支持という態度を取っており、かつリンク先の政策提言を鳥越氏に提出しております。
 そこで、今回はその政策提言を労働面から見ていきたいと思います。


介護士・保育士の報酬引き上げ補助

 引き上げの補助をするとあり。具体的な数値についてはなし。


最低賃金を時給1500円に引き上げるとともに、賃上げを実行した企業への補助金を創設

 参議院選挙でも話題になった、時給1500円について明記。また、補助金創設もあり。
 ただし、期限等についての記述は一切なし。


☆まず都庁から、女性管理職を2020年までに4割に(国の目標は3割)。
☆ママに優しい東京宣言(出産助成、妊娠検診助成、パパ学級、一時預かり、病児預かり、産後ケアなどの拡充、授乳やオムツ替えスペース拡大、マタハラ根絶)

 都庁から女性管理職を増やしていくと明記。また、制度についても過剰書き程度に記載あり。


3.保育士や介護士の処遇改善、障害者雇用の促進などに係る既存の都独自の助成制度は、これを継続しつつ、その成果を検証し、必要な改善・充実を図ります。

 保育士、介護士の処遇改善、障碍者雇用促進助成は継続するとあり。また、検証し、拡充を図るとあり。但し、処遇の数値目標等は一切なし。

 総評としては、具体的な記述は少ないものの、労働に関する箇所については要点はある程度抑えている感じがしました。選挙公約には、最低賃金の数値目標が記載されていませんでしたが、こちらでは(期限目標はないものの)記載されていました。

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