労働トラブルの証拠として使えるもの

労働トラブルに対面した際、証拠があるかないかで大きな差が出ます。
今回は、証拠を取る方法をいくつか記します。

ボイスレコーダー等録音できるもの

パワハラや法律違反の大きな証拠となります。
常にスイッチを付けておくのは難しいので、パワハラを日常的に行っている人と対面する際や、上司等と交渉する際にスイッチを入れておくのをお勧めします。
最近はスマートフォンでも可能ですが、短時間しかできないものも多いので、余裕があれば一台購入をおすすめします。
最近はペンみたいのもあるので。

パソコンを使う場合、退勤直前のタイムスタンプがあるもの

タイムカードを改変するような未払残業代請求に使えます。
具体的には、自分が使うパソコンのローカル内のファイルを保存することや、会社のメールアドレスから確認可能な場所へメールを出す等です。
少なくとも、この時間まではいたという具体的な証拠になります。
また、印刷可能であるならば、ちょくちょく印刷しておいたほうがより改変されにくくなります。

会社の時計の写メール

パソコンが使えない場合は、この方法も使えます。
ただし、できればデジタル時計のほうが、午前午後の区別が付き、より良い証拠となります。
また、日付があるものならより良いです。

給与明細

未払残業代や、入るべき保険に入っていないという証拠に使えます。
未払残業代は2年分まで請求可能なので、2年分はとっておきましょう。

自分用メモ帳

パワハラを受けた際の証拠提出として使えます。勿論、手書きでもスマホでもOKです。
何時何分頃、どこで、誰に、どんな行為をされたまで細かく書くのがポイントです。
具体性がある方が証拠として採用されやすくなるので。

内容証明郵便

退職届など、届けを確実に渡した証拠として使えます。
誰が、どこ宛に、いつ、どんな内容の手紙を出したのかを公に証明するもので、これを使うことで、相手が「受け取っていない」という証言をすることができなくなります。勿論、受け取り拒否もできません。
出し方等は日本郵政の公式ページをご確認ください。

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