豊田真由子議員、河村建夫議員のような認識が当たり前でない事を願いたいが

 自由民主党に所属していた(この問題で離党)、豊田真由子議員の秘書に対する暴力、暴言が話題になっていますが…。

自民党の豊田真由子衆院議員(42)=埼玉4区=は22日、週刊誌報道で政策秘書(当時)への暴行が発覚したことを受け、「党に迷惑をかけた」などとして党に離党届を提出した。党本部は受理する方針だ。
22日発売の週刊新潮によると、豊田氏は5月、男性政策秘書を殴るなどして打撲などのけがをさせた。同誌は豊田氏が秘書に浴びせた「死ねば。生きる価値がない」などとの暴言を録音したテープの存在も明らかにしている。
(後略)
自民 「死ねば…」の暴言も 豊田真由子衆院議員が離党届 毎日新聞 2017/6/22

 新潮の報道の通りであれば(録音テープが実存しており、ほぼ間違いなく事実でしょうが…)、言うまでもなく厚生労働省が定めるパワーハラスメント6類型のうち、身体的な攻撃、精神的な攻撃の双方に当てはまります。また、暴行は傷害罪、暴行罪という刑法にも触れますし、実際は暴行がなくても、暴言で鬱にさせた場合も傷害罪になります。

 そもそも、これが社会的な影響力の少ない、一企業の一人であっても許される行為ではありませんが、社会的な影響力、及び社会的な決定権のある議員が起こしたものである為、より絶対に起こしてはいけない反社会的行為なのは間違いないでしょう。筆者は、離党や議員辞職は当然だと考えています。
 しかし、党内でもこの行為を擁護する声もあるようで…。

 自民党の河村建夫元官房長官は22日、自民党衆院議員の豊田真由子氏=埼玉4区、当選2回=が男性秘書に暴行したり、暴言を浴びせたりしたと「週刊新潮」が報じたことを受け、離党届を提出したことについて「あれはたまたま彼女が女性だから、あんな男の代議士なんかいっぱいいる。あんなもんじゃすまない」と述べた。豊田氏の言動を容認するようにも受け取られる発言だ。首相官邸で記者団に語った。

豊田氏報道に「あんな男の代議士いっぱい」自民・河村氏 朝日新聞 2017/6/22

 直ぐに撤回はしたものの、彼女以外にもこういう行為が蔓延している、容認しているのを示唆しており、問題は根深い気がします。タレントの水道橋博士も、ツイッターで下記のようにツイートしています。

 反社会的行為を行っている人間が政治中枢に山ほどいるのであれば、この問題は一時的な話題で終わらせてはいけない、深刻な問題なのは間違いないでしょう。

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