労働面から2021年衆院選公約を見る~自民党~

2021年衆議院選挙が近いため、労働面から各党マニフェスト(公約)を見ていきたいと思います。
今日は自由民主党の総合政策集2021(pdf注意)。

フリーランス、非正規雇用についての記載。検討や法整備とあるが、具体的に話。

中小企業が賃上げできるようの記載。整備をするとあり。ここでは企業の対応に任せるようなものが多い。

自動車運送事業についての長時間労働是正についてあり。具体的な内容は無し。

待機児童を減らすため、4年で14万人の受け皿整備とあり。

看護職の処遇改善について。具体的な記載はなし。

多様な働き方について。派遣法の整備等はあるが、理念や既存の制度活用が中心で、具体的な法律整備等についての記載はなし。

早期に加重平均1000円にするとあり。

地方創成について。労働者協同組合法とあるが、具体的な内容は無し。

新卒者対応について。就職支援とあるが、具体的な目標等についてはなし。

高齢者が現役で働き続ける事について。既存のものの活用についてはあれど、具体的な記載はなし。

高齢者について、70歳までの就業機会確保とあり。此方も既存のものの活用についてはあれど、他は具体的な記載はなし。

就職氷河期について、2020年から2022年まで集中して取り組むとあり。2020年とあるので、現在何をしているか記載している筈だが、それはなし。

女性について。議員のハラスメントを防止する研修をすることがあり。トラック運転手やデジタル関連の職に女性が働けるようにするとあり。ICT(情報通信技術)支援員に女性を就かせるともあり。

総評としては、政策などの具体的な記載は少なく、理念が多い印象です。特に労働者保護については具体的な記述に特に乏しい印象でした。

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